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『ダンケルク』
生き抜け


絶体絶命の地“ダンケルク”に追い詰められた若者たち。
残り時間、わずか。








第二次世界大戦中に、ドイツ軍によってフランスの港町・ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍兵士たちの救出劇を描いた歴史アクション。


第二次世界大戦初期の1940年。仏連合軍40万の兵士たちはドイツ軍によっててフランスの港町・ダンケルクに追い詰められる。若き英国兵トミーは、自身の部隊がドイツ軍によって全滅し、武器も失った状態でダンケルクの砂浜に辿り着く。一方、イギリスでは民間船も動員した救出作戦が開始され、民間船の船長ドーソンとその息子たちは兵士たちを母国に運ぶため、イギリスからダンケルクに向けて出港する。そして、英国空軍パイロットのファリアとコリンズは、撤退を援護すべく最新鋭戦闘機スピットファイアで出撃するのだった・・・



第二次世界大戦初期にドイツ軍によってフランスの港町・ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人を救出するためのダイナモ作戦を描いたドラマだ。軍の戦艦を使っての救出ではなく、漁船や小型船といった民間船を使っての救出劇だ。基本ドンパチとやる戦争モノではなく、ドイツ軍の銃撃や爆撃の中、助かろうともがく兵士と助けようとするやってきた民間船の人々の行動に胸が熱くなる。また、CGを使わない撮影は迫力があり手に汗握ってしまう。ただ、10日間ほどの救出劇を106分に凝縮しており、個々の人間描写が散漫でストーリーが薄っぺらくなり、脚色した部分で不要と思われる描写があったのも残念に思えた。ただ血が流れる殺し合いを描いていなかったのは個人的には評価したい。


評価:よくできました

原題:Dunkirk
監督:クリストファー・ノーラン
出演:フィオン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ロウデン、ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード、ジェームズ・ダーシー、バリー・コーガン、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィ、マーク・ライランス、トム・ハーディ・・・他
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース

【ダンケルク】
http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/

評価・紹介No.:2017-147
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【2017/09/12 02:36】 映画評価 |
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